健康診断の必要性

早期には自覚症状が無く、症状が現れた時にはすでに進行しているという病気は少なくありません。症状の無い病気を早期に発見するには、無症状のうちから定期的な健康診断を受けることが大切です。自らの健康を守るためにも、まずは皆さん一人ひとりが自分自身のからだに向き合うことが予防の第一歩です。


健康診断は、自分の健康状態を自らチェックするもの、会社等により強要されて受けるものはありません。健診の目的は、死亡原因の上位のんの早期発見及心血管疾患(CVD:心筋梗塞等の虚血性心疾患およ脳卒中)の予防す。


また、がんを含めた罹りやすい病気の危険因子のチェックも健診の目的です。平成23 年度の人口動態調査にて、1 年間に約125万人死亡し、そのうち、がん(悪性新生物)は約36万人、CVDは約22万人なくなり、両者にて、年間死亡者の約5割を占めています。



健康診断の目的

一次予防     健診結果から生活習慣の改善をし、病気を予防する

自分自身の生活習慣の問題点を自覚し、改善に取り組むきっかけとする。

二次予防     病気を早期に発見し、早期治療につなげる

早期発見・治療により、からだや時間・費用などの負担の軽減をはかる。

つまり、健康診断の目的は自覚症状の無い初期の段階で異常を発見することです。

<癌の早期発見>

平均寿命の高齢化に伴い、一生涯に2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで死亡する時代になって来ました。2020年には、年間84万人(男性 50 万人、女性34万人) がんに罹ると推計されています。


癌死で①がん(7万人)、②胃がん(5万人)、③大腸がん(4.6万人)、④肝臓がん(3.2万人)、⑤膵臓がん(2.9万人)、⑥胆道がん(1.8万人)、⑦乳がん(1.3万人)、⑧食道がん( 1.2万人)、⑨悪性リン(1万人)、⑩白血病(1.8万人) 上位10、全体の2/3を占めています(平成23)。消化器系のがんが5を占めていますの、消化器系のチェック重要です


また、罹りやすいがんとして女性では乳がん(年間約6万人)、男性では前立腺がん(間約6万人)で、増加傾向です。


健診におけるがん検診にて、各々のがんで症状の出る前にチェックする必要あります。また、がん予防の意味、各々のがんの危険因子の排除およがん状態の認識も必要となってきます。


がん検診において、一般健診だけでは十分はありません。異常所見あれ、精密検必要となって来ます。健診の基本姿勢として、“疑わしきは罰せよ”と云うのありま、これは“1次検査疑わしい所見あれ、精密検査を”と言う事す。


高知県におけるがん検診の状況を示します。各種がん検診において、受診率は50%下の状況です。未受診理由も様々ですががん検診を受診して、早期がんの状態診断されれがんも完治する病気となっています。


<心血管疾患:動脈硬化性疾患の予防>

動脈硬化原因となります、その危険因子として、高血圧・脂質異常症(従来の高脂血症)・糖尿病・肥満・喫煙あります。また、メタリック症候群も動脈硬化の危険因子もあります。危険因子をもっていても、初期段階はほとんどが無症状す。


早期あれ、危険因子の治療は、生活習慣の改善(食事・運動療法)、改善されることも多々見られます。当院健診受診者の中には、前年度に指摘されたチェック項目に対し、全く事とせ、翌年さらに悪い状態となっていること見られます。


動脈硬化の危険因子重複している方は、CVDを来す危険性す。ある日突然、予期せぬ病気(例え心筋梗塞とか脳卒中)を来たし、命を失う事もあれ、半身不随になって、その後の人生設計の大幅な転換を余儀なくされること多々見られます。


10年あまり前より、慢性腎臓病(CKD)提唱され、日本も約1400万人該当し、成人の8人に1CKDの状態21世紀に出現した新たな国民病す。元来の慢性糸球体腎炎・腎硬化症・多発性腎嚢胞等の腎疾患以外は、生活習慣病CKD重大な危険因子ですが、動脈硬化の危険因子と同様ですまた、進行して慢性腎不全にて透析療法に移行するだけではなく、CVDの危険因子あります。


1年に1回、定期的に健康診断を受診しましょう。

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