国際医療福祉大学三田病院国際医療福祉大学三田病院は、東京都港区三田一丁目にある病院である。設置者は学校法人国際医療福祉大学(栃木県大田原市)であり、2017年までは医学部や歯学部を有しない大学による大学病院だった。医師の臨床研修指定病院(基幹型・協力型)であるほか、東京都認定がん診療病院に認定されている。 (規模・名声・特長) 国際医療福祉大学三田病院は、80有余年の長きにわたり地域医療を担ってきた伝統と、本学の特色を融和させた病院として、医療提供体制を整えていました。2008年には、東京都認定がん診療病院(現在の東京都がん診療連携拠点病院)として認定され、2012年には、東京都指定二次救急医療機関の指定を受けることとなりました。2015年には東京都がん診療連携拠点病院に認定し、がん診療における基幹病院として機能充実しています。また、2015年12月に取得した、JCI(Joint Commission International)という国際医療機能評価認証は、三田病院が国際的な病院として、その医療の質と安全性の向上にたゆまず取り組むうえでの道しるべとなるものです。 2012年2月に開設いたしました新病院におきましては、がん診療拠点病院としてその機能をより一層充実させるとともに、既存の脊椎脊髄センター、頭頸部腫瘍センター、乳腺センター、呼吸器センター、消化器センターをはじめ、内科と外科をそろえて循環器分野を充実させた心臓血管センターなど、専門性に基づく高度な医療をご提供しております。また、他部門と独立した専用エリアを設けている予防医学センターでは、3.0テスラMRI、320列マルチスライスCT、PET-CT、デジタルマンモグラフィなど最新の医療機器を駆使しながら、落ち着いた雰囲気の中、きめの細かい人間ドック検診をご受診いただけます。 多様化する医療ニーズに対応するために、血管撮影装置と、直達手術(メスで切る手術)を行う手術室をひとつに組み合わせたハイブリッド手術室を稼働させ、脳神経外科、心臓外科、移植外科の充実、および希少がんである肉腫センターも開設しています。
診療科・部門: 内科、腎臓内科(人工透析)、糖尿病内科、内分泌内科、血液腫瘍内科、漢方内科、呼吸器科、呼吸器外科、移植外科、消化器科、循環器科、心臓外科、心療内科、神経内科、精神科、リウマチ科、小児科、外科、脳神経外科、泌尿器科、形成外科、整形外科、婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、皮膚科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、腫瘍内科(疼痛緩和)、臨床検査科、病理診断科 病床数:291床 先進医療技術 内視鏡下頸部良性腫瘍摘出術 甲状腺良性腫瘍、バセドウ病または副甲状腺機能亢進症 内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術 甲状腺がん(未分化がんを除き、甲状腺皮膜浸潤および明らかなリンパ節腫大を伴わないものに限る。) |